NOMAD45 MOD + α のご紹介
- Michio Takahashi
- 2023年10月17日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年10月20日
MESA BOOGIE NOMAD 45 のMOD+αについてご紹介いたします。
まずはMODの方から。
今回のMODは、FX LOOP SERIES MOD です。
MESA系はエフェクトループがパラレルになっていることが多いですね。
これはこれでアリだと思うのですが、実際に使うとなるとちょっと使いづらい。
エフェクトループはシリーズ接続のものが圧倒的に多いですからね。
それに、仮にwet100%にしても音が回っちゃうんです。
空間系なんかは割と影響が少ないのですが、GEQを使おうとすると…無理です。
ということで当方のNOMAD45、シリーズ接続に改造しちゃいました。
そしてスイッチ一つで元のパラレルの状態に戻せます。
こちらはご依頼があれば改造可能です。
そして+αですが、こちらはその名も、AUTO PATCHER、
純正フットスイッチと連動してエフェクトループを制御できます。
MESA BOOGIEのアンプだとGEQのついたものがありますが、
あのGEQはON-OFF-AUTOという切り替え式になっています。
ON-とOFFはわかりますが、AUTOとは?
これはGEQがch切り替えと連動する機能で、クリーンchを選ぶとOFF、歪みchを選ぶとON、といった具合にGEQが自動でオンオフします。
最初は???なのですが、実際に使ってみて意味がわかると納得、なんですよね。
この場合、クリーンのトーンや歪みの質はTONEで調整、
歪みのトーンはGEQで調整となります。
で、これに慣れてしまうと、GEQの無いMESAアンプはちょっと使いづらい。
ということで、GEQの無いNOMAD45にAUTOモードを追加してしまう
制御ボックスを製作してみました。
使い方は簡単で、フットスイッチとアンプの間にBOXを入れ、
アンプのFX-LOOPとエフェクターの間にBOXを入れます。
エフェクターはONで、アンプはFTSWモードにします。
このBOXを使う場合、アンプはSERIES MODを行いSeriesモードにします。
フットスイッチでCH1の時はFX-OFF、CH2-3の時はFX-ON、とリンクして動きます。
この AUTO PATCHER 、切り替え方式が同じMESAのアンプであれば同様に製作が可能です。
ただし、アンプごとの専用設計となりますので、製作は受注のみとなります。
また、アンプ本体のエフェクトループがパラレルのみの場合は、シリーズ接続の改造が必要です。
AUTO PATCHERとGEQを併用することで音作りも楽に、また音の幅も広がりますよ。
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