YAMAHA RA-70
- Michio Takahashi
 - 2022年6月17日
 - 読了時間: 2分
 
YAMAHA RA-70
YAMAHA製のキーボードアンプが入荷しました。
キーボード、特にオルガンとは相性の良さそうなアンプですが
その効果からギターアンプとして使われることも多いようです。
特徴は上部にあるロータリースピーカーです。
白い角形でコーンはウレタン?、これをモーターで回転させます。
こちらが回転することにより独特の効果が生み出されます。
回転と言えばレスリーが有名ですが、あちらはツイーターは固定で
連結したホーン部分が回転します。またウーファーにもホーンがあり、
同様に回転します。
対してこちらのRA-70の場合はウーファーは固定です。
となるとレスリーとはだいぶ違うと感じますが、当のレスリーも
廉価なモデルの場合はウーファーにはホーンが無く、固定となっています。
表記はどちらもトレモロ効果となっていますが、実際に音出ししてみると
確かにそう聞こえますが、実際にはそれとは違ってコーラスとも言えるような
感じを受けました。
特にボディ左右とウーファー、計3本のマイクを立てて音を拾った場合などは、
ステレオで音が移動するという効果も得られます。
同様の効果はエフェクターでも得られますが、やはり実際に回転するものとは
だいぶニュアンスが違うようです。
フットスイッチでは、効果のオンオフと回転速度(ロー固定、ハイ可変)
のセレクトができます。
効果オフの場合は上部ツイーターからは音は出ず、下部のウーファーが
フルレンジで動作します。
効果オンの場合は2ウェイのスピーカーとして動作、上部ツイーターは
ハイとミッドレンジ、下部ウーファーからはローが出力されます。
オールトランジスタで出力は50wになります。
このモデルはロータリーユニットが1台のものになります。
上位機種には2台、3台のモデルがあり、そちらにはさらにリバーブも
内蔵されているようです。海外では有名ミュージシャンが使用したと
いうことで人気のようですが、重量がかなりのものになるようですね。
こちらのアンプは現在メンテナンス中ですが、近日中にレンタル機材に
ラインナップの予定です。











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