マルチエフェクター vs 本物アンプ
- Michio Takahashi
- 2024年10月21日
- 読了時間: 2分
マルチエフェクターの進化は加速し続けており、最近のものは使い勝手はもちろん、クオリティーの向上も目を見張るものがあります。
多くのプロも現場で使用しており、まあ、それが全てではないにせよ、昔のものと今のものではレベルが段違いになっているということは間違いないのでしょうね。
となると気になるのが、音。
昔のものはたとえこのアンプのシミュレート、と言われても、うーん、と思うことが多々ありましたが、今のものはどうなのでしょうか?
そこで今回、比較できる状況ができそうだ、と言うことで、実際に比較してみました。
実際に比較を行う条件として、本物のセッティングとマルチ上のセッティングをなるべく同じになるようにしております。
もっともマルチに関しては吊るしの状態と細部のセッティングを調整したものとでは音も違うと思いますので、今回は細かい調整なしの吊るしの状態で比較しております。
またアンプのセッティングとマルチ上のセッティング、つまりつまみの位置等ですが、これらは同じになるようにしております。
今回使用するマルチエフェクターは、Fractal audio systems の FM9 TURBO MarkII 、また、これ用の出力として HeadRush の FRFR-108 をご厚意により準備できました。
アンプですが、当方所有の Marshall JMP 1959 '77 + 1960A 、Mesa Boogie DUAL RECTIFIER SOLO + EX212 を準備いたしました。
本来はこれ以外に Fender Twinreverb SF '76 と VOX AC30CC2 も準備していたのですが、時間の都合上この2台はやむなくカットとなりました。
使用したギターですが、FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH の Hydra および RR Bravery 、Jackson の カスタムモデル、他、となっております。
また、試奏は当方の友人でもあるアマチュアのギタリストの方々によるものです。
今回の試奏動画は2本で、中身は同じですが音声に違いがあります。
1本目の on mic バージョンは、Lchがオンマイク収録でRchがオフマイク収録です。
2本目の line バージョンは、Lchはアンプの場合はオンマイク収録ですが、マルチの場合はライン収録となっております。
これは出力するパワードスピーカーの音響特性の影響を受けない状態で比較するためです。
またRchは同様にオフマイク収録となっております。
※オフマイクには収録中の会話等のノイズが入っている場合がありますのでご了承ください。
この比較から思うことは人それぞれだと思います。
それではお楽しみください。
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